ビットコイン長期保有者による保有数の増加、強気の見通しを示唆 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

• 長期保有者が保有するビットコインの数が記録的な1446万枚となり、将来の価格上昇に対する市場の高い自信を示唆している。
• 過去に長期保有者の保有数が過去最高を記録した際は、その後、大幅な価格上昇が発生することが多かった。

グラスノード（Glassnode）が追跡する長期保有者のビットコイン（BTC）保有数は、記録的な1446万枚まで急増し、価格上昇への自信を示唆している。

長期保有者とは、ビットコインを155日以上保有する投資家を指し、価格下落時に戦略的に購入し、上昇相場のピーク時に売却する「スマートマネー」と見なされている。

この長期保有者の保有数が過去最高水準であることは、経験豊富な投資家が価格上昇を予測していることを示しており、歴史的にも価格急騰が続いてきたパターンである。

3月から6月にかけて、長期保有者の保有数は約50万枚増加した一方、短期保有者は約35万枚を売却した。

現在長期保有者に分類される多くの投資家が、1月のトランプ米大統領就任式と10万9000ドルの記録的な高値の熱狂の中で市場に参入した。

それから5カ月後、30%の調整を耐え抜き、現在の記録的な高値への回復を待ったこれらの長期保有者は、そのレジリエンスを証明してみせた。

長期保有者の保有数は現在、1988万枚のビットコインの流通供給総数の約73%を占めており、市場におけるその支配的立場が浮き彫りになっている。ビットコインが長期保有者に集中していることは、さらなる価格上昇の可能性を示唆している。

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