ソシエテ・ジェネラルの暗号資産部門、イーサリアムとソラナを基盤としたドル建てステーブルコインを発表 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

ソシエテ・ジェネラルの暗号資産部門、イーサリアムとソラナを基盤としたドル建てステーブルコインを発表

  • ソシエテ・ジェネラルは、米ドルに連動したパブリック・ステーブルコインを発行する世界初のグローバル銀行グループになると発表した。
  • このステーブルコイン「USD CoinVertible」の取引は7月上旬に開始される予定だ。USD CoinVertible およびユーロと連動するEUR CoinVertibleは、アメリカ居住者は利用できない。

フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラル(Société Générale)の暗号資産(仮想通貨)部門であるSG Forgeがイーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でドル建てのステーブルコインを導入すると同行が6月10日に発表した。

このステーブルコイン「USD CoinVertible(USDCV)」は7月初旬に取引を開始し、ニューヨーク・メロン銀行(Bank of New York Mellon)がトークンの準備金カストディアンとして機能する。

世界中で暗号資産の規制が整備される中、銀行は法定通貨に連動したステーブルコインを伝統的な金融(TradFi)に統合するよう圧力を受けている。ユーロを裏付けとするEUR CoinVertible(EURCV)でステーブルコインの先駆者的な存在であるソシエテ・ジェネラルは、米ドルに連動したパブリック・ステーブルコインを発行する最初のグローバル銀行グループとなると発表の中で述べている。

SG Forgeによると、BNYメロン銀行の参画により、伝統的な金融システムとデジタル金融システムの間でシームレスな統合が可能になる。

「MiCA準拠のユーロ建てステーブルコインであるEURCVの発行に続き、ステーブルコインの市場採用が指数関数的に拡大する中で米ドル版を発行することはSG Forgeにとって自然なステップだった」と、SG Forgeのジャン-マルク・ステンガー(Jean-Marc Stenger)CEOは声明で述べ、欧州連合(EU)の暗号資産市場規制(MiCA)に言及した。

ステーブルコインは、現実の資産に価値が連動したデジタルトークンで、暗号資産取引やその他の用途で広く利用されている。CoinDeskのデータによると、この市場はテザー(Tether)のUSDTが約1550億ドル(約22兆4750億円、1ドル=145円換算)の時価総額で支配しており、サークル(Circle)が発行するUSDCが600億ドル(約8兆7000億円)で続いている。

「ステーブルコイン市場は依然として主に米ドル建てだ。この新通貨は、機関投資家、企業、個人投資家を含む当社の顧客が、機関投資家向けグレードのステーブルコインのメリットを活かすことを可能にする」と、同氏は声明で述べた。

USD CoinVertibleとEUR CoinVertibleは、暗号資産取引や越境決済、オンチェーン決済、為替取引、担保管理や現金管理など、幅広い顧客活動を支援するように設計されていると同行は説明している。

SG Forgeは、USD CoinVertibleとEUR CoinVertibleは「アメリカ人」には利用できないと述べた。

内容は参考用であり、勧誘やオファーではありません。 投資、税務、または法律に関するアドバイスは提供されません。 リスク開示の詳細については、免責事項 を参照してください。
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