* アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、リブラの宣伝に関する不正行為の嫌疑を晴らした。* 6月6日の当局の発表では、大統領は「公職者としての立場ではなく、経済学者として発言していた」とされた。* ミレイ大統領の宣伝によって、リブラは2月に時価総額約45億ドルまで急騰した。アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領は、2月にミームコインのリブラ(Libra)の宣伝を行ったという不正行為の疑いが晴れたとブエノスアイレス・ヘラルドが6月7日に報じた。同国の汚職防止局が6日に発表した内容によると、大統領がXでリブラに関する情報を共有した際、彼は「経済学者として発言しており、公職者としての立場ではなかった」と判断された。大統領の個人アカウントは「大統領に選出される前から、さらには以前の副大統領の任期開始前にすでに作成されていた」と当局の責任者、アレハンドロ・メリク(Alejandro Melik)氏が署名した決議書には記載されている。ミレイ大統領の投稿では、ソラナ(Solana)ベースのミームコインのリブラを「アルゼンチンの中小企業が資金調達を支援するプロジェクト」として紹介していた。その後、リブラの時価総額は約45億ドル(約6525億円、1ドル=145円換算)まで急騰した。彼は数時間後に投稿を削除し、プロジェクトの詳細を把握せずに宣伝したと述べた。その後の売り浴びせでリブラは90%暴落し、40億ドル(約5800億円)を超える価値が消失した。ナンセン(Nansen)のオンチェーンデータによると、トレーダーの86%が合計2億5100万ドル(約363億9500万円)の損失を出し、残りは1億8000万ドル(約261億円)の利益を確保した。さらに悪いことに、リブラの共同創設者であるヘイデン・デービス(Hayden Davis)氏が、大統領の妹で、政府内で強力な影響力を持つカリーナ・ミレイ(Karina Milei)氏への金銭の支払いを理由に、自身の影響力を自慢していたことが明らかになった。
アルゼンチンのミレイ大統領、リブラトークンに関する不正の疑いが晴れる:報道 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領は、2月にミームコインのリブラ(Libra)の宣伝を行ったという不正行為の疑いが晴れたとブエノスアイレス・ヘラルドが6月7日に報じた。
同国の汚職防止局が6日に発表した内容によると、大統領がXでリブラに関する情報を共有した際、彼は「経済学者として発言しており、公職者としての立場ではなかった」と判断された。
大統領の個人アカウントは「大統領に選出される前から、さらには以前の副大統領の任期開始前にすでに作成されていた」と当局の責任者、アレハンドロ・メリク(Alejandro Melik)氏が署名した決議書には記載されている。
ミレイ大統領の投稿では、ソラナ(Solana)ベースのミームコインのリブラを「アルゼンチンの中小企業が資金調達を支援するプロジェクト」として紹介していた。その後、リブラの時価総額は約45億ドル(約6525億円、1ドル=145円換算)まで急騰した。
彼は数時間後に投稿を削除し、プロジェクトの詳細を把握せずに宣伝したと述べた。その後の売り浴びせでリブラは90%暴落し、40億ドル(約5800億円)を超える価値が消失した。
ナンセン(Nansen)のオンチェーンデータによると、トレーダーの86%が合計2億5100万ドル(約363億9500万円)の損失を出し、残りは1億8000万ドル(約261億円)の利益を確保した。
さらに悪いことに、リブラの共同創設者であるヘイデン・デービス(Hayden Davis)氏が、大統領の妹で、政府内で強力な影響力を持つカリーナ・ミレイ(Karina Milei)氏への金銭の支払いを理由に、自身の影響力を自慢していたことが明らかになった。